2013年1月4日

ギター紹介:Gibson LesPaul Standard /ギブソン レスポール スタンダード編

こんにちは、Sonascribe井上です!
Sonascribeを組んでから数年、ずっとフルアコースティックギターを弾いております。
このフルアコを用いて、1本のギターでバンドサウンドを再現する"ワンマンリズムセクション"というギタースタイルを演奏しています。
現在のギタースタイルに取り組むために手に入れたフルアコですが、
フルアコ購入前はソリッドギターを弾いていた時期がありました。
今回は、以前弾いていたGibson LesPaulをギターをご紹介。



こちらがレス・ポール。
2002年に生産されたモデルです。
ひょうたんの様な形状でお馴染みですね。
サンバーストと呼ばれるボディ内側から外側にかけてグラデーション状に濃くなっていく塗装が施されています。
綺麗な色です!


ロックやジャズ、幅広いジャンルにおいて多くのギタリストが使用していますね!

光のあたり具合により、ボディの木目の見え方が変わります!

50〜60年代に生産されたヴィンテージ品のレスポールは虎杢(とらもく)といわれる縞模様の見え方で価格が上がるそうです。


ボディの裏です。

裏は落ち着きのある赤茶色。
左下、右上にある黒い部分は、ギター配線のカバーです。
ここを開けて電気回路をいじります。

ボディ裏側のアップ。

ボディ裏には、洋服のジッパーやベルトのバックルによるキズが付いてしまっております。
初めてキズを見つけた時、とても落ち込んだ事は忘れません。

こちらはヘッド部分。

カメラが映り込んでいますね。

ヘッド裏側

ヘッド裏には製造番号が刻印されています。
「02382312」の数字が確認できますね。

番号の意味を解読しました!
左の数字「0」は西暦の10の位。(このギターは2002年に作られたので10の位は0です)
0の右3桁「238」は製造年の1月1日から238日目に生産されましたよという数字。
3桁の数字の右「2」は西暦の1の位。
ここまでで、このギターは2002年の1/1から238日目に作られた事が分かります。

「2」の隣「3」の数字はギターが作られた工場の番号。
3~9は米国ナッシュビル工場という場所で生産されたもの。(0~2はモンタナ工場で生産されたものに刻印されます)
最後の2桁「12」は238日目の何本目に生産されたかという数字。
つまり、このギターは2002年の1/1から238日目(8月27日)、ナッシュビル工場にて12本目に生産されたギターだそうです!

フロントピックアップ

ハムバッカーと呼ばれるピックアップです。
改造はしていないので、ピックアップは購入した当時のまま。

このピックアップという部品で弦の振動を電気信号に変え、アンプからギターの音を出す事ができます。
ピックアップが破損したり、配線が切れるとアンプから音を出す事ができません。
エレキギターでは、最も重要な部品です。


リアピックアップ

こちらも同じく購入した当時のまま。
フロント、リアは音色が異なるので用途に合わせて
使い分けます。
一般的に歪ませた音を使うロックはリア、クリーンな音を出すジャズ等はフロントを使う事が多いですが、特に決まりは無いので好みに合わせて使い分けるといいと思います。



写真を見ると金属のくすみが気になりますね。いつしかお手入れをしようと思います。
ギターお手入れ:金属パーツをキレイにしよう!編


ピックアップスイッチ

ここを動かす事でフロント、リアどちらを使うか選択します。
写真左(RHYTHM)に切り替えるとフロントピックアップ、
右(TREBLE)に切り替えるとリアピックアップによる音を出します。
真ん中はフロントとリアのミックスです。

コントロールノブ

こちらのノブでヴォリューム及びトーンの調整を行います。
上2つのノブがフロント
下2つのノブがリア用のヴォリュームとトーン

ヴォリュームノブでギターの音量調整、トーンノブをいじる事でこもった音、くっきりした音など
ギターの音色を調整します。

こちらは付属のギターケースです。
ハードケースなので頑丈な作りになっています!

ケースを止める金具の1つは鍵付きになっています。
このように3桁の数字を合わせるタイプ。
防犯対策もバッチリですが、
設定した数字を忘れてしまったら大変です!

ケースを開けた状態。
中身はフワフワの絨毯のようです。

ケースにギターを収納した状態。
レスポールの形にピッタリと収まっています!
ケース内でギターがガタガタと動いてしまう恐れはありませんね。

ケース内には小物入れが付いております。
写真はフタがされている状態。


このようにフタを開ければギターの弦やピック等を収納する事ができます。

ちなみに写真右に写る茶色い袋は乾燥剤の袋です。

1952年にギターメーカーGibson社から発売され、現在でも多くのミュージシャンに弾かれるレスポール!
他メーカーからも同形のギターが発売されており、ギターの代表的なデザインとなっていますね!

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